イベント情報
パネル展「三溪園昔むかし」
2023.06.16
およそ100年前の三溪園の様子を、当時みやげ物として売られていた絵はがきの写真からたどります。
1923年(大正12)に起きた関東大震災や戦災で倒壊し、失われてしまった建物や風景だけでなく、
これらの写真には、その頃の人々の風俗・生活が写しだされています。
気になった建物や風景があれば、今の風景と見比べながら、歴史散歩をお楽しみください。
園内各所、その写真が撮影された同じ場所に、パネルと同内容の案内板が立っています。
■会期
2023年6月17日(土)~8月25日(金)
■時間
9:00~17:00
※観蓮会開催日は8:00~17:00
7月21日(金) ・ 22日(土)・ 23日(日) ・ 28日(金) ・ 29日(土)・ 30日(日)
8月4日(金) ・5日(土) ・ 6日(日) ・11日(金・祝) ・12日(土) ・13日(日)
■会場
三溪記念館 第3展示室
■観覧料
無料(入園料のみで観覧できます)
現在と比較すると、もの足りないほどすっきりとした園内の景観。
主園路沿いに松の木が植えられたのは近年のことで、今では雑木となっている三重塔の山は往時黒松ばかりでした。
埋立てにより今では本牧市民公園となっているこの一帯も、昭和30年代までは東京湾の雄大なパノラマが眺められる遠浅の海岸でした。
初代・原善三郎が別荘として明治20年頃に築造した建物で、その名称は伊藤博文によるものです。
ゲストハウスとしても用いられ、1916年(大正5)には、インドの詩人・思想家のラビンドラナート・タゴールが滞在しました。