収蔵美術品
豊臣秀頼侯御母堂淀殿和歌扇子
桃山時代(16世紀後半~17世紀初め)
作者 | - |
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名称 | 豊臣秀頼侯御母堂淀殿和歌扇子 |
時代 | 桃山時代(16世紀後半~17世紀初め) |
材質等 | 木製漆塗・金地着色 |
員数 | 1面 |
サイズ | 40.0×59.0cm |
解説
黒漆の扇子です。扇面には金銀の切箔があしらわれ、葦の図様が描かれた上に、和歌が記されています。
住吉の岸に/よる波/夜るさへや/
ゆめのかよひ路/人めよくらむ
「大坂夏の陣」で豊臣家が敗れたことから、淀殿は、息子の秀頼とともに自害しています。