収蔵美術品
大塔宮護良親王
作者 | 松本 楓湖 |
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名称 | 大塔宮護良親王 |
時代 | - |
材質等 | 絹本着色 |
員数 | 1幅 |
サイズ | 109.3×40.4㎝ |
解説
護良親王は後醍醐天皇の皇子で、建武の新政で征夷大将軍となりました。後に足利尊氏と不和になり、鎌倉東光寺に幽閉されて尊氏の弟・直義に殺害されました。本図は軍記物『太平記』の一場面と思われます。
松本 楓湖(まつもと ふうこ / 1840-1923)は、明治・大正の日本画家。日本美術院の創設に参加、文展開設当初から審査員を務めました。三溪が支援した今村紫紅(いまむら しこう)、牛田雞村(うしだ けいそん)、速水御舟(はやみ ぎょしゅう)、小茂田青樹(おもだ せいじゅ)は楓湖が主宰する安雅堂画塾の門下生でした。