収蔵美術品
鵜
昭和14(1939)年
作者 | 原 三溪 |
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名称 | 鵜 |
時代 | 昭和14(1939)年 |
材質等 | 紙本墨画 |
員数 | 1幅 |
サイズ | 140.8×40.3㎝ |
解説
三溪の故郷である岐阜の長良川で有名な鵜飼。鵜は長いのどが特徴で、「鵜呑み」という言葉があるように、獲った小魚をそのまま丸呑みします。これを利用して、その長いのどに蓄えさせ、鵜匠が吐き出させるものが鵜飼漁です。
絵としては、剣豪・宮本武蔵の《鵜図》(重文・永青文庫所蔵)の構図を参考にしたようです。三溪は宮本武蔵の水墨画を何点か所蔵しており、参考にして描法などを学んだようです。