収蔵美術品
醍醐花見
明治-大正時代
作者 | 今村 興宗 |
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名称 | 醍醐花見 |
時代 | 明治-大正時代 |
材質等 | 絹本着色 |
員数 | 双幅 |
サイズ | 199.0×56.1㎝ |
解説
京都の桜の名所・醍醐寺(だいごじ)で花見を楽しむ豊臣秀吉。右幅では、愛息の秀頼(ひでより)を楽しませようと、秀吉が肩を抱いて橋の下を眺める様子を描いています。左幅では、桜を散らしてしまう鳥を追い払うため、鈴をつけた赤い紐を桜の木にとりつけた様子が表されています。『太閤記』(豊臣秀吉の伝記)にある「護花鈴(ごかれい)」として知られる場面です。
今村 興宗(いまむら こうそう/ 1873-1918)は横浜出身の日本画家。兄は日本画家の今村 紫紅(いまむら しこう)。