収蔵美術品
原 三溪 「白雲心」
作者 | 原 三溪 |
---|---|
名称 | 白雲心 |
時代 | - |
材質等 | 紙本墨書 |
員数 | 1幅 |
サイズ | 30.0×81.8㎝ |
解説
「白雲」は原三溪が特に好んだ言葉。禅語では、何ものにもとらわれない自由闊達な境地、無心で物事にこだわらない清々しさがあるという意味を持ちます。
詩書画一致を目指した文人のように、 原三溪は書もよくしたためています。日本画家・前田青邨は、「書は大師流の素晴らしいものを書き」と原三溪を評しており、平安時代の能書家として知られた弘法大師・空海にもなぞらえられる、流麗な書をしたためています。