収蔵美術品
狩野 探幽「琴棋書画図」
江戸時代 前期
作者 | 狩野 探幽 |
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名称 | 琴棋書画図 |
時代 | 江戸時代 前期 |
材質等 | 紙本墨画淡彩 |
員数 | 8面 |
サイズ |
西側壁貼付1面(1)190.5×183.8㎝ 南側襖4面(2)186.7×139.7㎝(3)186.8×139.7㎝(4)186.5×139.2㎝(5)187.2×139.4㎝ 北側襖3面(6)186.7×89.6㎝(7)186.5×90.0㎝(8)187.0×90.1㎝ |
解説
重要文化財・臨春閣の第二屋にある襖絵。
手がけたのは、徳川幕府の御用絵師を務め、余白を活かした瀟洒な画風で知られた狩野 探幽(1602-1674)。
画題である「琴棋書画」は、古来、中国で高士(世俗を離れて生活している高潔な人物)の風流事として尊ばれた嗜(たしな)みのこと。「琴」は音楽、「棋」は囲碁、「書」は読書や書、「画」は絵を描き鑑賞することを指し、それぞれの場面が四季の移り変わりとともに表されています。
※現在の臨春閣には複製が嵌められています。