収蔵美術品
坐見雲
作者 | 原 三溪 |
---|---|
名称 | 坐見雲 |
時代 | - |
材質等 | 紙本墨書 |
員数 | 1幅 |
サイズ | 31.0×62.7㎝ |
解説
「坐して雲を見る」としたためられた、三溪自筆の書。
「雲」は、三溪にとってひとつのキーワードだったようで、三溪の漢詩には次のようにあります。
「富貴独自来/去時亦自去/恰似白雲心/
曾無定住処/小院秋之夕/葉深人到稀/
石泉細如語/独坐見雲帰」。
往来自由で、ふっと湧き上がり、ふっとまた消える、そのような雲の姿が、三溪の心を捉えたのかもしれません。