収蔵美術品
軍鶏
大正11(1922)年
作者 | 小茂田 青樹 |
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名称 | 軍鶏 |
時代 | 大正11(1922)年 |
材質等 | 絹本着色 |
員数 | 1幅 |
サイズ | 140.0×51.0㎝ |
解説
小茂田 青樹(おもだ せいじゅ / 1891-1933)は埼玉県に生まれ。松本 楓湖(まつもと ふうこ)の安雅堂画塾に入門、同塾の牛田 雞村(うしだ けいそん)や速水 御舟(はやみ ぎょしゅう)らと研鑚をつんだ画家です。
雞村らの縁で三溪の援助を受けることになり、三溪は「野趣四題」など、作品を購入し、支援しました。
青樹は宋元院体画やデューラーの研究に没頭し、本図に見られるような鋭い自然観察から生み出される写実とそれを一歩踏み越えた詩情豊かな作風で知られています。